2025年大阪・関西万博でひときわ異彩を放つパビリオンの1つといえば「フランス館」。
テーマは“愛の讃歌”。自己、他者、そして地球への愛を表現した空間には、伝統と革新が響きあう建築美と芸術、そして五感を魅了する体験が満ちています。心に残る、愛と創造の旅がここに。
◆フランスパビリオン公式サイト:https://www.franceosaka2025.fr/ja/
2025年大阪・関西万博フランスパビリオンの見どころ・ガイド
序章:万博におけるフランスの「愛の讃歌」
2025年大阪・関西万博で注目を集めるフランス館は、「Hymne à l’amour(愛の讃歌)」をテーマに据え、自己、他者、自然への愛を軸とした深遠なメッセージを発信します。日本文化への敬意も込め、「赤い糸の伝説」をテーマに取り入れ、国境を超えた対話と共鳴を意図しています。
建築の壮大さ:「生命の劇場」の披露
建築設計はフランスのColdefy、イタリアのCRA、日本の安井建築設計事務所による国際協働プロジェクト。螺旋階段や布製のベール、再利用可能な構造材を用い、劇場性とサステナビリティを融合。屋上庭園には樹齢1000年を超えるオリーブの木が植えられています。
パビリオン内部:五感を包み込む旅
来場者体験は「アセント(上昇)」「ディスカバリー(発見)」「リターン(帰還)」という流れで構成され、音・光・映像を統一する「Pulsations(脈動)」というコンセプトが来場者を包み込みます。
LVMHの卓越性が彩る展示
- ルイ・ヴィトン:重松象平設計の展示空間では、職人映像が詰まったトランク壁や、ロダンの彫刻『カテドラル』が見どころ。
- ディオール:バー・スーツの展示や400点以上のトワル、3Dボトルと日本人アーティストとのコラボレーション。
- セリーヌ:輪島塗蒔絵によるアートピース(5月中旬終了)。
- ショーメ:自然をテーマに9月から展示。
文化的共鳴と芸術展示
- ロダンの彫刻:エントランスの「手」など、複数展示が想定。
- もののけ姫タペストリー:人と自然の関係を問う象徴的作品。
- ノートルダム大聖堂の遺物:火災後の回復力と文化遺産の保存を象徴。
美食体験:「Le Bistrot」と「La Boulangerie」
フランス料理を提供する「Le Bistrot」や「メゾンカイザー」監修のベーカリー、厳選されたワインによる食体験。インテリアはジョゼ・レヴィ氏が監修。
結論:訪れるべき理由
建築・芸術・ラグジュアリー・味覚のすべてを融合し、「愛の讃歌」というテーマのもと、フランスの文化・技術・持続可能性への姿勢を感覚的に体験できます。2025年の万博を訪れる際には、ぜひ足を運ぶべきパビリオンです。
※展示・演出内容は変更される可能性がありますので、公式情報も併せてご確認ください。
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