2025年大阪・関西万博に出展される「BLUE OCEAN DOME(ブルーオーシャン・ドーム)」は、海洋資源の持続的活用と海洋生態系の保護をテーマにしたパビリオンです。建築家・坂茂氏の設計による3つのドームで構成され、来場者が楽しみながら環境保護の考え方を学べる体験型展示が展開されます。
BLUE OCEAN DOME公式サイト(ZERI JAPAN):https://zeri.jp/expo2025/
BLUE OCEAN DOME(ブルーオーシャン・ドーム)
見どころ
- ドームA「循環」:竹集成材を使用したドームで、水の循環を象徴するアートインスタレーションを展示。超はっ水塗料を施したアートに触れ、水という物質を見つめ直す空間です。
- ドームB「海洋」:CFRP(炭素繊維強化プラスチック)を主構造としたドームで、球体LEDスクリーンに映し出される映像作品を通じて、海洋の美しさとプラスチック汚染の実態を体感できます。
- ドームC「叡智」:紙管を構造材として採用したドームで、世界中のソーシャル・イノベーターによる講演やワークショップが開催され、海洋保全に向けた知識と取り組みを学べます。
おすすめポイント
- サステナブルな建築素材の活用:竹、紙管、CFRPなど、環境に配慮した素材を使用し、廃棄物ゼロ建築を実現しています。
- 没入型の映像体験:ドームBでは、全編フルCGで制作された映像作品を通じて、海洋の現状と未来をリアルに感じることができます。
- 国際的な取り組みの発信:ドームCでは、国際シンポジウムやワークショップを通じて、海洋保全に向けた世界中の取り組みを紹介しています。
BLUE OCEAN DOMEは、海洋資源の持続的活用と海洋生態系の保護をテーマに、来場者が楽しみながら環境保護の考え方を学べるパビリオンです。万博会期終了後は、海洋国家であるモルディブへの移設が予定されており、その後も海洋保全の象徴として活用される予定です。
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