ポルトガルパビリオンは、建築、展示、食、音楽が融合した「五感で感じる海の旅」。人類と海との関係性を、過去・現在・未来の時間軸で探求し、持続可能な未来へのヒントを提供します。2025年の大阪・関西万博を訪れる際は、ぜひこの「青の対話」へと足を踏み入れてください。
大阪・関西万博 ポルトガルパビリオン完全ガイド:「青の対話」で海と未来に出会う旅
はじめに:万博でポルトガルの「青の対話」に飛び込もう
2025年の大阪・関西万博に登場するポルトガルパビリオンは、「海洋:青の対話(Ocean: The Blue Dialogue)」をテーマに、海という生命の源を多角的に体験する施設です。設計は世界的建築家・隈研吾氏が手掛け、海と人の関係を建築的に表現しています。
建築:生きている建築の体験
リサイクルされたロープや漁網9000本以上を使用し、海の動きや波を表現。風で揺れるファサードは、まさに「生きている建築」。
- アップサイクル素材を使用し、サステナビリティを視覚的に伝える。
- 終了後も再利用される設計で、循環型経済を体現。
- 2階にはファド演奏も可能なテラスも併設。
展示:海と未来をつなぐ没入体験
歴史の旅
500年にわたる日葡交流の歴史を紹介。南蛮屏風やポルトガル語由来の日本語などを展示。
没入型インスタレーション
MUSE社によるインタラクティブな視聴覚展示では、海の神秘と共生の大切さを五感で体験。
ブルーエコノミーの革新
- 浮体式洋上風力発電、バイオテクノロジー、ロボット工学などの先端技術
- ブルーハブを通じた国際的連携
- エネルギー・食糧・環境課題への海洋からのアプローチ
文化・芸術:五感で味わうポルトガル
- テラスではファドの生演奏を予定
- 映画・文学・アート・デザイン展示など多彩な文化紹介
- ナショナルデー(5月5日)には特別イベントも
食の体験:海と大地の恵みを味わう
- 関西の魚介を使った本場ポルトガル料理
- エッグタルト(パステル・デ・ナタ)やバカリャウ(干し鱈料理)も提供
- ポルトガルワインが楽しめるワインバーも併設
レストランは展示と連動したメニュー構成で、味覚を通じて海と文化の繋がりを感じられます。
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